冬キャンプを今までやってきたなかであった困りごとや起こりうることとその対策を書き出してみました。
ガス缶が使いづらくなる、ライターがつかなくなる
ガスは寒くなると気化しづらくなります。そのためガス缶の中身はあるのに使えない、という状態が起きてしまいます。
朝寒いから温かい飲み物を・・と思ったのに火がつかない!という悲しいことに。
対策としては、
- 寒くても使えるガス(イソブタン、プロパンの入っているもの)を用意する
- ホワイトガソリンなどの液体燃料を使う
- ガス缶をシュラフに入れておくなどして人肌程度に温める
- 液だしできるバーナーを使う
です。
こちらに寒い時期のバーナーの燃料についてまとめています。
今使っているプリムスのニョルド(ツーバーナー)は点火装置がついていないのでライターで着火しているのですが、ライターも朝使えなくなっているので手で温めてから使う必要があります。
テント内がすごい結露する
寝ているうちにテント内がめっちゃ結露します。そしてその水滴が凍ります。凍った水滴が朝ストーブをつけたり気温が上がってきてポタポタと落ちてくる!テントの中にいるのに雨が降ってくるような感じです。
凍った水滴を溶かして拭いて乾かして、というのを朝やって撤収というのは時間的に結構厳しいものがあります。
できるだけ結露対策をしたいですが、テント内外の気温差は仕方のない部分もありますね。
結露についてはこちらの記事もよかったらご覧ください。
外にすごい霜が降りる
空気中の水分が下に降りてきて凍る現象があります。
テントも霜をかぶりますし、地面にあるものも水分を被ってしまうことになります。それによって翌日溶けた水分でテントが濡れた状態になったり地面が泥状になったりします。
全体的に濡れた状態になるので片付けがちょっと手間取るんですよね。
結露と同様に自然現象なので仕方がないところもありますが、霜を被って困りそうなものはテントやタープ下にしまっておくなどしたいです。翌日使う薪類も濡れると困りますので忘れずにしまっておきます。
結露や霜によって冬キャンプはどうしても乾燥撤収がしづらくなります。 太陽が出てくるのも遅いのでチェックアウト時間までに乾かすのは至難の技。
先日行ったキャンプ場はチェックアウト時間が昼の12時だったにもかかわらずサイトに日が当たり始めたのが11時。 乾燥してから片付けたい場合はレイトチェックアウトを検討してもいいかもしれません。 あとは早めにテントを干し始めたり、サーキュレーターを持って行って風を当てたりでしょうか。
水がすごい凍る
飲み水なんかも凍ります。朝起きて水を飲みたいけど凍ってるしバーナーは使えないし・・ということにも。 あとはキャンプ場の洗い場の水が出なくなったりします。先日の年越しキャンプでは翌日水が出なくなって困りました。
キャンプ場の方に許可をもらって、ちょっと水を出したままにしておければいいですね。
もしくは夜のうちに鍋の中に水を確保しておいて翌日焚き火などで溶かすとか。
寝る時思ったよりもマジ寒い
思ったよりも夜中は辛いんです。装備をわりとちゃんとしておいても地面から、足元から体を脅かしてくるんです。
湯たんぽも冷えてきますし、低温火傷がこわいので熱々にして体につけておくわけにもいきません。(湯たんぽでの低温火傷についてはこちらの記事に書いています)
今のところはしっかりした厚みのあるマット(+できればコット)と、暖かいシュラフが最強ではないかという結論になっています。
寒さが不安なうちは無理せず電源付きサイトにしてホットカーペットなどでぬくぬくするのもいいと思います。
灯油ストーブや薪ストーブもいいですが、一酸化炭素中毒にはマジで気をつけたいですね。
車のトラブル
今住んでいるところがそこまでの寒冷地ではないので普段からの備えが無い分、寒いところでのキャンプについて知っておく必要がありそうです。
こちらは普段そこまでの寒冷地でもないもので、そういった備えも知識も皆無なのです。
JAFのサイト、MOBYの記事を参考にさせていただきました。
サイドブレーキのワイヤーが凍る
寒冷地での駐車方法の基本は、なるべく平坦な場所を選ぶことです。パーキングブレーキはワイヤーが凍結してしまうことがあるため、使わないようにします。併せて、車両を固定するために輪留めを車体の対角線上に位置する前後2箇所に設置します。(JAFサイトより引用)
サイドブレーキが凍っていると、サイドブレーキの解除ができずに困ってしまうとのことです。
フロントガラスが凍る
解氷スプレーやガラスカバーで対策。
フロントにワイパーがくっついてしまう、動かそうとするとゴムがちぎれる
駐車時にワイパーを立てておく
ウォッシャー液や冷却水の凍結
ウォッシャー液は不凍のものに交換、冷却水は濃度を調整
など、対策は色々と必要そうです。
うむむ、知らないこともありました。
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