LEDランタンの中に入れていたエボルタが液漏れ!
エボルタといえば長期保存できて液漏れもしにくく長持ち!という宣伝をしていたはず。
それで安心していたのですがLEDランタン ジェントスの136に入れっぱなしにしていたら液漏れしていました・・!入れていたのはおよそ半年。
なんとかLEDランタンは無事だったのでよかったですが、下手すると壊れてましたね。危なかった。
この液は目に入ると失明してしまったり皮膚についたら火傷の原因になってしまったりとかなり危険。
ちなみにLEDランタンジェントス136は個人的おすすめLEDランタンです。
そもそも液漏れはなぜ起きる?
使用した後の電池の液漏れの原因についてpanasonicのサイトに書いてありました。
この液漏れの要因系は以下に記載されていますように多岐にわたりますが、液漏れが発生するプロセスは、ほぼどれも同じです。
乾電池は化学変化で電気を発生させていますが、使い終わった電池の放置だけではなく通常の使用状態でも化学反応によって電池内部ではガスが発生します。
当社の乾電池には、電池内部で発生したガスを吸収するための構造を設けて、液漏れが発生しにくくなっております。しかしながら、ショートや充電などの急激な異常化学反応や限度を超えた過放電放置などの条件の場合、大量のガスが発生することで電池内部の圧力が異常に上昇し、電池が破裂する危険な状態となるため規定圧力を超えると安全にガスを抜く構造を採用しています。(下図 ガスケット部)
この安全機構が作動するとガス放出と同時に電池内部でガス化した電解液や液状のままの電解液が一緒に放出されることがあり、これが液漏れという現象になってあらわれます。
電池内部のガスによって破裂する前にガスを抜くような作りになっていて、その時に液が漏れる、ということのようです。
安全対策の結果がこの液漏れなんですね。
エボルタも液漏れ防止!とうたっているのでなんとなく安心してしまいますが、液漏れしにくいというだけでしないわけではありません。油断は禁物でした。
液漏れを防ぐには?
- 電池の向きに注意
- 使わない時は外しておく
- 電池の保管時に金属製のものと触れないようにする(袋に入れておく)
- 同じ銘柄にする
- 新旧電池を一緒に使わない
- 定期的に電池を交換する(過放電を防ぐ)
- 高温になる場所に置いておかない
複数本の電池を入れる場合、一つ向きを間違えていても使えてしまうことがあり、それが液漏れの原因になってしまうことがよくあるようです。要注意ですね。
そのほか保管の状態によっても液漏れが起きてしまうことがあるようです。今回のはLEDランタンの中に入れっぱなしになっていて、さらには夏の暑さのせいでLEDランタン内が高温になり液漏れが起きてしまったのかなと思います。
液漏れしにくい電池は?
エネループは液漏れしにくいと言われています。不使用状態での放電がほかの電池に比べて少なく、過放電になってしまうことがあまりないためのようです。
ただ、どちらも今回のエボルタと同じく液漏れしにくい、のであってしない訳ではないので注意ですね。
ちなみにLEDランタンはエネループが使用できるものとできないものがあります。GENTOSの136はエネループが使用できません。要注意ですね。
余談ですがなぜ136では エネループが使えないんでしょうか?
調べてみたところこれかな、というものがありました。
①水中ライトなどの防水機器:過放電状態の放置で電池から水素ガス発生し、引火による破裂の危険性があるため
136は防水なのでこちらに当てはまってしまうのかもしません。
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2 thoughts on “エボルタ(乾電池)をLEDランタンに入れっぱなしにしていたら液漏れした”
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パナソニック信者の私は家じゅうをエボルタ電池で染めていましたが、液漏れには散々な目にあいました。
私の経験の中では、パナソニックらしかなぬ最低最悪の電池との認識です。
家じゅうで使っていた機器や周囲が液で汚染され、使い物にならなくなっていたので、何度もクレームしようと思ったのですが、いつも使用期限ちょっと過ぎにみつかるのです。
液漏れの状況から判断すると、使用期限切れになる前から液漏れしていたに違いない!と思っています。
そうした中で、やっと明確な証拠が得られました。
エボルタ、寿命が長いならいいなと思っていたのですが液漏れしてしまっては残念ですよね・・