韓国は日本以上のキャンプブーム?
どこかで韓国のキャンプが熱い、というようなことを読んだ気がして気になって調べてみました。
2010年あたりから急加熱しはじめて、キャンプ市場が拡大したようです。
韓国のキャンプシーン、気になります。ちなみに韓国にはいろいろな感情が渦巻いていると思いますが、キャンプの話なのでフラットな視点で見ていきます。
優秀な韓国メーカー
日本に上陸している韓国キャンプ用品メーカーも少なくありません。
スノーピークにガス缶をOEM提供しているKOVEA、ULの話題で名前を良く見るZEROGRAMなんかも韓国のメーカーなんだそうです。
KOVEAのバーナー。キューブ形がかわいいですね。
ZEROGRAMのテント。お洒落かつ軽量。
キャンプチェアで超おなじみのヘリノックスに使われている素材は韓国のDAC社のもの。
韓国といえば品質が悪いというイメージがなんとなくありますが、もうそういう時代じゃないんですね。
韓国のキャンプシーンはなぜ盛り上がったのか?
JBpressの記事によると、ノースフェイスのダウンジャケットが若者の間で大ブームになったところからアウトドアブランドが盛り上がってきたと書かれています。それに加えて、TV番組がキャンプブームに火をつけたのだそう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41082
韓国は登山やハイキングが盛んな国。そこにアウトドア=お洒落のイメージが入り爆発的にアウトドアがヒットしたということのようです。韓国ではアウトドアウェアを着ている人がかなり多いようです。
参考:レコードチャイナ http://www.recordchina.co.jp/b98301-s0-c30.html
マレーシアのニュースサイト、the star onlineに韓国のキャンプブームについての記事がありました。
Camping is booming in South Korea -the star online
記事の中で韓国のキャンプブームについて韓国アウトドア関連の出版社の人が語っています。人々がより良いライフスタイルにレジャーを求めた事、自然の中で家族や友人とのレジャーを楽しむ事で仕事の疲れを癒したいという事がブームの要因になっている、とのことでした。
キャンプスタイルの多様化にも触れられていました。少ない荷物で自然を楽しむ人や大きなテントでヘビーなキャンプを楽しむ人がいる、というのは日本でも同じですね。
キャンプスタイルといえば、韓国でもグランピングがブームとなっているようです。
ですが、韓国では安全基準に満たないグランピング施設が多く、問題になっているようです。
下記URLは、韓国のグランピング施設での火事についての産経の記事です。漏電から火災になり家族5人が亡くなったそうです。
http://www.sankei.com/world/news/150513/wor1505130003-n1.html
韓国のキャンプシーンに期待
施設の質の問題や、混み過ぎているという問題はあるようですが、キャンプブームのなかで面白いキャンプ道具も多く生まれそうです。
近い国、近い環境なので日本に入ってくるものもあれば日本のものが使われる事も多くあり(スノーピークのテントが人気だそうです)
お互いに影響が大きいのではないかと思いますので韓国にこれからも注目していきたいと思います。
レコードチャイナに韓国のキャンプでのマナーの悪さがとりあげられていました。
http://www.recordchina.co.jp/b175099-s0-c30.html
大韓キャンプ協会の関係者によると、遅くまで酒盛りをしたり騒いだりして周囲に迷惑を掛ける事例が代表的で、最近ではさらに音楽や映画のボリュームを上げて、隣にいる人たちの会話や睡眠を妨害する人も増えているという。その他にも、製氷機やコーヒーメーカーなど「ラグジュアリー」なキャンプ道具を持ち込んで制限ある電気をすべて使い果たし、夕方のキャンプ場を真っ暗にした人たちもいるとのこと。
とのことですが、これ日本も他人事ではないですね。
ブームになるとどうしてもマナーの悪い人も参入してきますしね・・
日本のキャンプブームについて考えた記事はこちら
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