軽量で手軽なアルコールストーブ。
アルコールのいいところは寒くても火がつくところ。そのかわりに火力が弱いという情報もありましたが、あったら便利かもなあと思い買おうかと思ったんですが。
買っても安いんですが作れないかな〜ということで自作に挑戦してみました。
注:この記事では結局うまく作れていません・・もしうまく機能するものをつくる方法を探しているようであれば「アルコールストーブ 自作」で調べると空き缶を2つ使う方法がたくさん出てくると思います。そちらに沿ってやった方が間違いないかと思います。
アルコールストーブの構造
アルコールストーブは、燃焼する主室とアルコールの蒸発で圧をかけて吹き出させる副室からできています。
構造自体は簡単ですね。
アルコールストーブのメリット
そもそもアルコールを使うと何がいいのか?
- 気温が低くても標高が高くても火がつく
- アルコールストーブ自体がコンパクトで軽量
というところが大きいかなと思います。
なのでソロキャンプとか山に登ってのキャンプなどで使いやすいんですね。
アルコールストーブの自作
今回はネットに作り方がよくあがってるジュースの空き缶を使う方法ではなく、2通りのオリジナルの作り方を試してみました。
1つはホームセンターで売っている缶を使う方法、もう1つが100均で売っているダブルウォールマグを使う方法です。
ホームセンターの缶を使う方法
ホームセンターをウロウロして使える材料を探すのってめっちゃ楽しくて好きです。
ホームセンターで売っている、安い空き缶2つを買ってきました。
小さい缶の方の底を切ります。後で説明しますがここが失敗ポイントでした。切りすぎてしまったんです。
大きい缶の内側の出っ張っているところに切れ込みを入れておきます。
小さい缶を押し込みます。
穴をあけて完成!見た目はなかなか。
着火するとこんな感じになりました。
でも空けた穴からの吹き出しが弱い。そしてすぐ消えてしまいます。
なぜ消えてしまうのか?副室の壁を切りすぎてしまったために、圧が逃げてしまうからではないかと思います。
うむむ・・!
ダイソーのダブルウォールマグを使う方法
ダイソーのダブルウォールマグを使ったらいいのでは?と思いつきました。
ダブルウォールマグについてはこちらの記事を。
取手は力をいれれば簡単に外れます。
内側に穴をあけて。上部に吹き出し口をあけました。完成!簡単ですね。
ステンレスはドリルでは簡単に穴があかないので釘をハンマーで打ち込んで穴をあけました。
構造的にはいけるはず・・・着火!
缶のものよりうまくいってます。
が!吹き出すのがやはり弱い!
と思ったら。
マグの縦が長過ぎて圧が分散してしまうんですね。
さらに、ダブルウォールマグの底面の空きがおもったよりも大きく、アルコールが底面の下にいってしまうんですね。
そのせいで火の持ちがすごく悪い!中にアルコールが残っているのにすぐ消えてしまいます。
うーん、いいと思ったんですけど、これも失敗でした。
アルコールストーブ、やっぱり火力は弱くてなかなか湯も沸かせない感じではありましたがゆらめく青い炎がかなりきれいでした。
また何かいい素材を見つけたら挑戦したいと思います。
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