2020年発売の焚き火台
2020年は本当に焚き火台が豊作です。各メーカーから特色豊かな焚き火台がリリースされています。
まだ2020年半ばですが、今分かっているものだけでもまとめておこうとこの記事を書いています。
今までにあまりなかった流れとして販売方法にクラウドファンディングが加わったことがあげられるかと思います。
クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。
https://camp-fire.jp/crowdfundingより引用
つまりは「この焚き火台を作りたい」ということに対してお金を出してもらうことができるようになったということですね。焚き火台の販売にクラウドファンディングを使うメリットとしてはクラウドファンディングの流行の波にのって注目をあびやすいということ、どのくらい資金を調達できたかということがクラウドファンディングサイト上に表示されるため、成功しているプロダクトであるということが伝わりやすいというメリットがあるようです。
さて、それでは各メーカーの2020発売の焚き火台をみていきましょう。今確認できているものだけなので、もしこれもそうだよ、とかあれば教えてください。追加していきます。
YAGAI ESCAPE TOOLS
焚き火コンロXX
最初に手前味噌の宣伝ですみません。自分が開発した焚き火台を紹介させてください。
焚き火料理用焚き火台です。焚き火を利用して美味しい料理を作るために開発しました。
- 重量約2kg
- 組み立てサイズW430mm×H230mm×D210mm
- 収納サイズW320mm×H230mm×D25mm
- 素材ステンレス
組み立てると40cmの薪を置くことができるようになります。
2つの五徳には様々な調理器具を置くことができます。ダッチオーブンも置けます。
フラットな火床なので、薪や炭の位置を調整することができ、それによって火力の調整を可能にしています。
リンク:https://www.orekattamono.com/yet/takibikonroxx/
Patagonia
ウッドバーニングストーブ
画像:https://www.patagonia.jp/product/wood-burning-backcountry-stove/49550.htmlより引用
あのパタゴニアから発売されたストーブ。
ステンレス製のパーツ3つを重ねる作りになっています。
変にかっこつけないシンプルなスタイルですね。
公式サイトにサイズが書いていない(!)のですが、高さ15cmと結構小さいようです。
(参考:https://tsukamoblog.org/review-patagonia-wood-burning-stove/)
- 重さ:261 g
リンク:https://www.patagonia.jp/product/wood-burning-backcountry-stove/49550.html
ケシュア
ハイキングウッドストーブ
画像:https://www.decathlon.co.jp/collections/cooking-sets/products/wood-stove-mh500-for-the-hikers-campより引用
コロンとした形がかわいいケシュアのウッドストーブ。もっていきたくなるデザイン。
2次燃焼タイプで無駄なく燃やし尽くしてくれます。
- サイズ:直径22cm / 高さ24.5cm
- 重さ:1,580g
CHUMS
ブービーフェイスフォールディングファイヤーピット
画像:https://www.chums.jp/shop/g/gCH62-1556-0000-00/より引用
なんとあのCHUMSからも焚き火台が発売!
CHUMSファン必買ですね。
折りたたみ式で簡単に焚き火が始められます。ボックス型なので風にも強く、誰でも使い勝手が良い焚き火台のようです。重さが結構ありますね。
- 収納サイズ:W350×D100×H360mm
- 使用サイズ:W350×D350×H360mm
- 重量:約6.1kg
リンク:https://www.chums.jp/shop/g/gCH62-1556-0000-00/
テンマクデザイン
アウトドアショップWILD-1のブランドであるテンマクデザインは新商品展開っぷりが半端じゃない。
特に焚き火関連用品はコラボレーションによりバリエーション豊かなラインナップになっています。
Bon火
画像:https://www.tent-mark.com/iroriro_bonbi/より引用
焚き火本舗とコラボした商品。
焚き火台に木製の台がついているのが新しい。地面の高さで楽しめる焚き火台ですね。
- 収納サイズ(約)540×540×120(高)mm
- 組立サイズ(約)580×580×210(高)mm
- 重量(約)13.7kg
リンク:https://www.tent-mark.com/iroriro_bonbi/
焚き火スクエア
画像:https://www.tent-mark.com/takibi_square/より引用
五徳付きで調理向きの焚き火台。
蓋つきなのがとても珍しいですね。調理にも使えるし、なんと消火もできるようです。
- 収納サイズ(約)420×280×75(高)mm
- 組立サイズ(約)400×400×290(高)mm
- 重量(約)4.78kg
リンク:https://www.tent-mark.com/takibi_square/
焚き火グリル「とん火」
画像:https://www.tent-mark.com/tonbi/より引用
ユニフレームの薪グリルのように風防に囲まれた調理向きの焚き火台。
中の板が新鮮な空気の取り込みに役に立ち、高い燃焼効果があります。
側板で反射する熱で暖かく焚き火を楽しむことができます。
- 収納サイズ(約)420×310×35(高)mm
- 組立サイズ(約)420×405×540(高)mm
- 重量(約)4.81kg
リンク:https://www.tent-mark.com/tonbi/
フラット焚き火台
画像:https://www.tent-mark.com/flat_takibidai/より引用
テンマクデザインとウィンナーウェルのコラボ商品。ウィンナーウェルは建材の輸出会社が立ち上げた薪ストーブブランドです。
脚、燃焼部はそれぞれ開くだけになっており、脚を広げて燃焼部を置くだけで組み立てが完了します。
S、M、Lサイズの3サイズ展開で用途や使用する人数によって選べるようになっています。
何と言っても安いのがすごい。Sで3480、Mで4980、Lで7800となっています。(税別)
- 収納サイズ(約)
[S] 196×260×30(高)mm
[M] 500×260×35(高)mm
[L] 528×387×35(高)mm - 組立サイズ(約)
[S] 218×218×121(高)mm
[M] 325×325×195(高)mm
[L] 418×418×226(高)mm - 重量
[S] (約)1.15kg
[M] (約)2.5kg
[L] (約)4.18kg
リンク:https://www.tent-mark.com/flat_takibidai/
5WAYチャコールスターター
画像:https://www.tent-mark.com/5way_charcoalstarter/より引用
バーベキュー芸人のたけだバーベキューとのコラボ商品。
炭の火おこし・焚き火台・ロケットストーブ・スモーカー・BBQコンロの5way。
火おこしから調理まで1台で手軽にできるのはありがたいですね。
- 収納サイズ(約)275×225×90(高)mm
- 組立サイズ(約)200×200×310(高)mm
- 重量(約)2.83kg
リンク:https://www.tent-mark.com/5way_charcoalstarter/
男前ファイアグリル
画像:https://www.tent-mark.com/otokomae_firegrill/より
オールチタンで500gと軽量な焚き火台。
広げるだけの簡単なセッティングですぐに焚き火が始められます。
- 収納サイズ(約)310×165×15(高)mm
- 使用サイズ(約)250×200×150(高)mm
- 総重量:493g
リンク:https://www.tent-mark.com/otokomae_firegrill/
モンベル
登山をメインにアウトドア全般を扱ってきたモンベルですが、2020年はまさかの焚き火台を発売。
フォールディングファイアピット
画像:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122712より引用
モンベルなら超軽量な焚き火台?という予想を裏切って二次燃焼系のしっかりとした焚き火台を出してきました。
簡単に組み立てられて使いやすい、隙のない焚き火台です。
- 収納サイズ 420×50×300mm
- 組み立てサイズ 高さ300×幅420×奥行き220mm
- 重量 4.1kg
リンク:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122712
snow peak
キャンプ用品の日本代表選手的存在スノーピーク。焚き火台を他社に先駆けて発売したメーカーでもあります。
そのスノーピークが今年新作の焚き火台を発売します。
焚き火台SR
ソロ用の焚き火台が2020年発売のラインナップに入りました。
簡単に組み立てができて使いやすい設計になっているようです。
- 使用時サイズ:約480x265x390(h)mm
- 収納時サイズ:約438x265x60(h)mm
NATURE TONES
無骨でありながら木や金属の表情が柔らかくハイセンスなデザインが特徴のNATURE TONES。
フュージョングリル
画像:https://www.naturetones.net/view/item/000000000104より引用
焚き火台とテーブルが相当にスマートな形で融合したグリル。
総重量7kgオーバーとかなり重いのですが、これ一つでサイトの雰囲気がかなりよくなりそうなナイスデザインです。
- 展開時サイズ:590x525x365mm
- 収納時サイズ:290x525x70mm
- 製品重量:本体7.2kg
リンク:https://www.naturetones.net/view/item/000000000104
野良道具製作所
男っぽい無骨でかっこいい道具を製作している野良道具製作所。
焚き火台としては独特な形が印象的な野良ストーブがすでにありましたが、2020年は美しい形の素敵な焚き火台を発売しました。
野桜
画像:https://norastove.com/items/nozakura/より引用
プレートを組み合わせると桜が咲くという美しくかわいい焚き火台。
クラウドファンディングで販売されたあと、(現在終了)一般発売されています。
クラウドファンディングの資金は一般社団法人御園が運営する福祉施設で障害のある方が自立するために使われます。キャンプ道具の購入資金が福祉に使われるっていうのは素敵ですね。
- 野桜(S)花弁5枚で1セット花弁一枚の大きさ:全長約250mm、幅140mm
花弁一枚当たりの重量:約165g - 野桜(M)花弁5枚で1セット花弁一枚の大きさ:全長約300mm、幅約170mm
花弁一枚当たりの重量:約230g
リンク:https://norastove.com/items/nozakura/
pronodoors
湘南で生まれたアウトドアブランドpronodoors。pronodoorsの第一弾製品がこちらの焚き火台。
Fire Starter
画像:https://pronodoors.com/より引用
安定感のある台形のデザインが目を引く焚き火台。
火床はメッシュで燃焼効率はばっちり。
五徳が付属しており、調理に向いた焚き火台です。
- 収納サイズ:380×380mm
- 使用サイズ:530×530mm
- 重さ:1.4kg
brindlecamp
組立式BBQグリル&焚き火台
画像:https://www.makuake.com/project/brindlecamp/より引用
クラウドファンディングで販売されている焚き火台。
サイドの上部の開口部から薪や炭が注ぎ足せるのと、下の段でピザが焼ける多機能焚き火台。
ファミリー用とソロ用の2サイズ展開です。
- ファミリータイプ:寸法 縦230mm×横330mm×高さ310mm 重量10kg
- ソロタイプ:縦185mm×横185mm×高さ175mm 重量2.4kg
リンク:https://www.makuake.com/project/brindlecamp/
STENFLAME
熊本のステンレス精密加工会社、丸山ステンレス工業。
精密加工の技術が生かされた美しく繊細な焚き火台が発売されました。
Bonfire Gril
画像:https://stenflame.theshop.jp/より引用
クラウドファンディングで販売されていたもの(終了していて、現在は一般発売しています)。
精巧な金属加工技術で作られた模様が美しい焚き火台。
細かな模様から漏れ出る炎の灯が綺麗ですね。ずっと見ていたくなる焚き火台です。
- 商品サイズ:W185x D164 x H214mm(取手なし・脚ボルト付)
- 収納サイズ:W277x D210 x H200mm
- 重量:約1.4kg
リンク:https://stenflame.theshop.jp/
ホンマ製作所
家庭用、キャンプ用の薪ストーブでおなじみのホンマ製作所。
薪ストーブも超かっこいいのですが、そのホンマ製作所が2020年に焚き火台を発売します。
折りたたみ焚き火台 ソロ TS-140
画像:https://www.honma-seisakusyo.jp/shopdetail/000000001218/より引用
ホンマ製作所が満を持して発売するソロ用の焚き火台。
折りたたむとCDケースサイズになります。
- 収納サイズ:W40xD140xH133mm
- 本体サイズ:W158xD140xH133mm
- 重量:0.63kg
リンク:https://www.honma-seisakusyo.jp/shopdetail/000000001218/
IPPO PRODUCTS
広島県で創業45年を超える歴史のある鉄工所のブランドIPPO PRODUCTS。
KUBEERU
画像:https://www.ippoproducts.com/blank-8/kubeeru-1より引用
七輪をモチーフとした、調理にも向いた焚き火台です。
脚や五徳、テーブルなどオプションが充実しています。
- 収納サイズ:横235mm x 縦213mm x 高さ65mm
- 使用サイズ:対辺220mm x 対角242.5 x 高さ225mm
- 重量:2.8kg
リンク:https://www.ippoproducts.com/blank-8/kubeeru-1
槙塚鉄工所
リアル ファイヤースタンド ジカビ
画像:https://www.uneplage.net/?pid=149118849より引用
アウトドアの達人で本の出版やNHKの防災キャンプ番組への出演など活躍されている寒川さんと槙塚鉄工所の槙塚さんが立ち上げたTAKIBISMが送り出す焚き火台。
直火に近い感覚で焚き火を楽しむことができる焚き火台を目指してプロが真剣に製作したこだわりの一品です。
- サイズ 直径:約310×56mm
- 重量:約720g(本体のみ)
リンク:https://www.uneplage.net/?pid=149118849
DOD
ぷちもえファイヤー
画像:https://www.dod.camp/product/q1_760_sl/より引用
観賞用に特化したDODのめちゃもえファイヤーの小型版。辞書サイズとなっています。
二重構造で二次燃焼するようになっており、炎が美しく見えて煙が出にくいのがポイント。
- 収納サイズ:(約)W260×D80×H140mm
- 使用サイズ:約)W210×D65×H120mm
- 重量:(約)1.2kg
リンク:https://www.dod.camp/product/q1_760_sl/
MAAGZ
rapca
画像:https://store.maagz.jp/products/rapcaより引用
クラウドファンディングで目標金額を大幅に上回って資金を調達した焚き火台。
考え抜かれた構造で、美しい炎を楽しみつつ調理もできるようになっています。
オプションだけではなく、市販のものを組み合わせて拡張できるようになっています。
- 収納サイズ:353mm x 345mm x 13mm
- 使用サイズ:355mm x 385〜395mm x 345mm
- 重量:1.8kg
リンク:https://store.maagz.jp/products/rapca
[ flames ]
ファイヤースタンド
画像:https://www.makuake.com/project/flames/より引用
クラウドファンディングで販売している焚き火台。
幾何学的な構造が目を引きます。この形には理由があり、収納時にL字になって積載の隙間に入れやすいように考えられたものなのです。これはすごく面白いアイデア。
- 収納サイズ:W320 x D160mm x H170mm
- 使用サイズ:W370 x D230mm x H210mm
- 重量:2.6kg
リンク:https://www.makuake.com/project/flames/
LOGOS
ピラミッドマスター
画像:https://www.logos.ne.jp/products/info/4627より引用
ロゴスが突如として出した超高級焚き火台。お値段なんと6万円弱。
通常の3倍の極厚ステンレスを使っており、さらにレーザーカットした板のみで、ネジや接続パーツをしようしていないため本当に故障がない焚き火台ということができるかと思います。
マーケティングに関しては超一流のロゴスが今これを出したのはどういったことなのか結構興味があります。
- 収納サイズ:(約)W510×D510×H20mm
- 使用サイズ:(約)W510×D510×H310mm
- 総重量:(約)9.6kg
リンク:https://www.logos.ne.jp/products/info/4627
Belmont
TABI
火床にチタンを使用した超軽量焚き火台。
火床と脚だけなら300g弱。これならばバックパックキャンプでも焚き火ができますね。
- 収納サイズ:178×360×15㎜
- 使用サイズ:237×360×170㎜
- 重量:約423g(本体:約298g、側板:約29g、網:約96g)
tawamure
tawamure1号
画像:https://www.makuake.com/project/tawamure1より引用
背後の反射板つきの軽量な焚き火台。簡単に組み立てが可能です。
リフレクターがあることで機能的に使えるようになっています。
- 収納サイズ:230×350×25mm
- 使用サイズ:230×350×250mm
- 重量:610g
リンク:https://www.makuake.com/project/tawamure1/
THE IRON FIELD GEAR
TAKI BEITA
画像:https://www.makuake.com/project/tifg_takibeita/より
折りたたんで重ねると1cm未満の暑さ板状になる焚き火台。
なんといっても価格の安さが特徴です。
sサイズであれば定価で5275円です。
- 収納サイズ:
Sサイズ:約W300×H280×D18 (mm)
Lサイズ:約W430×H385×D18 (mm) - 使用サイズ:
Sサイズ:約W195×H212×D233 (mm)
Lサイズ:約W273×H299×D330 (mm) - 重量:
Sサイズ本体:約3.4Kg Sサイズ五徳セット:約1.1Kg
Lサイズ本体:約6.7Kg Lサイズ五徳セット:約1.3Kg
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