ロゴスランドが2018年6月京都にオープン!
あのアウトドアメーカーロゴスのテーマパークが京都にオープンするみたいです。
きいたときには驚きました。アウトドアメーカーのテーマパークっていうのは新しいですよね。
ロゴスランドの内容
ロゴスランドの内容としては
- 食
- 宿泊
- 遊び
が3本柱となっています。
気になる料金体系は?
入場は無料です。
遊具で遊ぶ分には無料で大丈夫です。
食事や宿泊、ワークショップなどでお金がかかります。
それぞれの詳細料金に関してはロゴスランドのサイトを確認してみてください。
ロゴスランドの食
BBQ
バーベキューは手ぶらでOK、バーベキューセットと食材が用意されます。
テーブル、ベンチ、グリル、炭、トング、食器、たき火台(たき火オプションは¥2,000(税別)別途料金)
ちなみに食材は2900円〜(大人1人)です。
焚き火ができるのはいいですね。飲み放題コースもあるようなので、BBQをやって飲んだくれて寝る、ということもできるのは良いと思います。
Q&Aによると機材の持ち込みはNG、食材の持ち込みはロゴスファミリーレストラン、BBQテラスはNGのようです。
機材には料金がかかるのかどうかについてはサイトでは確認できませんでした。
レストラン・カフェ
ロゴスファミリーレストランはイタリアンベースのレストラン。
価格は結構高めですね。アヒージョが1800円とか。
カフェは2019年夏オープンとのことでまだ詳細不明です。
ロゴスランドの宿泊
ロゴスランドでは野外のキャンプはできないようです(・・!)
2つの宿泊施設がありますので、そのどちらかを使うことになります。
室内キャンプ(プライムイン城陽)
プライムイン城陽では
- 室内に張ってあるテントの中で寝るタイプ
- バリアフリー
- 2段ベッドタイプ
- フリースペース
があります。
室内テントのイメージ図はこんな感じ
室内テントとは思い切ったことをしたなあという印象。テントは張ってあるので設営で苦労する必要はないみたいです。
雨風その他天候に左右されずに、というところが最大のメリットかと思います。
なんちゃってキャンプじゃなくて「室内キャンプ」という新しい体験になりうるのかどうかが評価の分かれ目だと思います。
気になるのがフリースペース。
大人2500円でソロテント、マット、ライトを貸し出しらしいのですが、室内のスペースにいろんな人がテントを張るってことでしょうか。どんな感じなんでしょうか。イメージしているのはキャンプ場のソロキャンなんだとは思いますが、実際どんな感じなんでしょう。
ホテル(アイリスイン城陽)
アイリスイン城陽は2019年夏にオープンなので詳細不明ですが、ロゴスショップ併設のホテルになる予定のようです。
ロゴスランドの遊び
遊具
ロゴスランドには遊具があります。
- ローラースライダー(滑り台)
- アスレチック
- トランポリン
ワークショップ
テント設営教室・ガーランドフラッグ作り・お面作り・料理教室など、各種ワークショップも企画されていくようです。
ロゴスランドのターゲット
ロゴスランドのターゲットは明確にファミリー、それもガチキャンパーじゃなくて苦労はしたくないし、嫌なことも避けたいライト層ということになると思います。
キャンプの大変だったり不便だったりするところを嫌がられてキャンプに来てくれない奥さんとか子どもとかがいる人にとって家族でキャンプ気分を味わいながら泊まるには良いのかな、と思います。
ところで、ロゴスランドって委託事業なの?
ロゴスランドの説明文では、
京都府城陽市とアウトドアブランドロゴスのコラボレーションにより、全く新しいコンセプトのテーマパークが始まります。
とあります。
コラボレーションということは、委託か何かだろうか、ということでちょっと調べてみました。
京都府城陽市が公園と宿泊施設の管理者を公募していた
この資料によると、全国的に公共施設の老朽化と管理運営の厳しい現状が続いており、総務省からなんとかせい、というお達しがでたことを受けて、指定事業者を探しはじめたようです。
今回のロゴスランドの場所である京都府城陽市総合運動公園と宿泊施設は下記のように書いてありました。
総合運動公園(レクリエーションゾーン)は、平成10年度に全エリアの供用を開始しました。大型遊具やローラースライダーが設置されていますが、老朽化が進んでいます。
宿泊施設アイリスイン城陽、宿泊施設プラムイン城陽については、両施設とも老朽化が進んでおり、宿泊施設プラムイン城陽については、運営が厳しい状況が続いています。
(PDFの28ページ)
つまりは、古くなった施設はこのままじゃ税金を喰うし、業者になんとかしてもらおうという感じのようです。
https://www.city.joyo.kyoto.jp/0000002137.html上のリンクに、採点結果が載っています。面白いですねー、実施計画と運営体制経済性が評価されたようです。
ロゴスと対決した「レク・こうのすやま協同事業体」って?
代表団体:公益財団法人城陽市民余暇活動センター、構成団体:株式会社アメジスト、株式会社穂高住販
とあります。
穂高住販は京都の不動産関係の会社、アメジストはもともと宿泊施設アイリスインを運営していた会社のようです。
公益財団法人城陽市民余暇活動センターについてサイトを見てみると、
公益財団法人城陽市民余暇活動センターは、全ての人々に豊かで充実した時間を過ごしていただけるよう「いろいろな楽しいこと」を考えています。
ふわっとした説明ですが、公園の説明ページがあるところを見ると公園や図書館の運営管理をしている団体?なのかな、という感じでした。
ロゴスが京都府城陽市総合運動公園の管理者に
今までの管理運営団体のリニューアル案と、ロゴスのリニューアル案が戦ってロゴスがプレゼンで勝ったという様子なんでしょうか。新しいもの、現状を打破してくれるんじゃないかという期待感を汲むのは企業の方が得意そうですもんね。
公益財団法人城陽市民余暇活動センターとか宿泊施設アイリスインのサイトのデザインを見ると、デザインが古すぎてセンスがなさすぎてさもありなんという感じがします。アイリスインのトラベルアドバイザーでの評価は★1.5ですしね・・
両方の提案内容を見てみたいですね。
委託期間は平成36年3月31日までとなっています。そこまでの期間での評価次第で継続するかどうかが決まるんでしょうかね。
ロゴスランドは成功するのか?
ロゴスランドならではの楽しみがあるのかどうか、にかかっている気がします。
テーマパークといいつつも遊園地ではないので、飾り気のある公園+ホテルという感じではあると思います。
その中でどれだけ楽しい!という体験があるか、リピートしたくなるか、というところがコケないために重要だと思います。
ただ、今のところその「これが楽しい!」というのをロゴスランド自体が発信できていない気がしますので、その辺がちょっと気になります。
今は情報が少ないのでまだなんとも言えませんが、ロゴスランドが成功して他の自治体もアウトドアに取り組んでくれて、といういい流れの発端になってくれるといいなと思っています。
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