ファイアスターターの着火、麻紐に頼ってていいんかい問題
ファイアスターターでの着火って楽しいですよね。フェロセリウムの棒をシャッと擦って火花を飛ばし、火口に火をつける、わざわざちょっと苦労する感じ、ライターなくてもこの棒さえあれば、という感じ。
この棒さえあれば?本当に?麻紐ほぐしたの無かったら着火できるの?
ということで着火できる素材を探してみました。
麻紐をほぐしたもの
まずは基本の、いつも使っている麻紐をほぐしたもの。
100均で売っている、細い麻紐を使います。細いものがさらに撚られている丈夫なものも売っていますがそれだとほぐすのが手間なので。
これはすぐ着火できますね。
燃え尽きるのが早いですが、量を確保しやすいため長めに燃やすことができ、火を大きくしやすいです。
着火しやすさ★★★★★
杉の樹皮
杉の木の樹皮をほぐしたものを使ってみます。
くしゃくしゃと手でもんでなるべく繊維を毛羽立たせます。
ちょっと苦労するけど火をつけることができました。
着火しやすさ★★★
枯れ草
落ちていた枯れ草ではどうでしょうか?
これも手でもんで繊維を出して使います。なるべく繊維質で崩れやすいものを選ぶのがポイントなような気がします。
ファイアスターターで枯れ草の温度をどのくらいあげられるかが勝負なようで、連続でファイアスターターを擦ることで着火しました。
着火しやすさ★★
薪を薄く削ったもの
手元の薪だけで着火できるのか?
薄く削っていきます。削るだけではなく、ナイフで薪の表面をこすることで細かい木の粉を出します。
どのくらい薄く削れるか、木の粉を多く出しておけるかが勝負なようです。
こちらもファイアスターターを連続で擦ることで着火しました!
着火しやすさ★
軍手の表面の繊維
手元にある繊維を探してみたところ軍手が目につきました。
表面をナイフで擦ると繊維をとることができました。
量を取るのが難しいですが、着火はすぐにできました。
(写真がぼけていてすみません)
量が少ないのですぐに燃え尽きてしまいます。ここから火を大きくするための素材の確保も合わせて必要になりますね。
着火しやすさ★★★★★
結論:麻紐以外でも着火はできるが苦労する
麻紐以外でもキャンプに行った先にあるもので着火ができることがわかりました。
着火しやすいものの条件としては
- 細かい繊維があったり薄かったりするもの
- 乾燥していること
- 量が確保できるものが良い
ということが言えそうです。
自分の中で着火できる素材のレパートリーを増やしておくことで、ファイアスターターさえあればなんとか火おこしができるという自信に繋がりました。
ただ、今回使った麻紐以外のものだと結構着火に苦労したので普通の焚き火には今後も麻紐をほぐしたものを使うと思います(笑)
他にもチャークロスを作って使うという手もありますね。
チャークロスはゆっくり火が広がるため、量が必要なく焚き付けに火を移していけるのが良いところです。
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