スマートなデザインの背面にはいかついモンスター!の変わり種バックパック
このバックパックは特にアウトドア向きのものではない、というか多分積極的に不向きの普段使い用のものなのですが、好きになってしまったのでご紹介します。
気が向いたら自転車で通勤するようにしている自分。リュックで背中が暑くなるのが気になっていました。
そこで、通気性のいいものを検索。一応仕事用なのでデザイン的に落ち着いたものを、ということで見つけたのがこのデサントのエアロストリームバックパックでした。
デサントは1957年から続く老舗スポーツ用品ブランド。日本のブランドだということを今知りました。
https://www.descente.co.jp/jp/
エアロストリームバックパックのスペック
- サイズ:縦55cm×横26cm×マチ14cm
- 容量:22L
- 重さ:1010g
エアロストリームバックパックを写真で詳しくご紹介
見た目はスマートな感じのリュック。表面は撥水性があります。(防水ではありません)
表の深いポケットは伸縮性があります。とりあえず物を突っ込んでおけるようになっています。
上部のポケット。
中は起毛素材です。
鍵とかスマホなど、すぐに取り出したい物を入れておくのに便利。
サイドにもポケットがあります。
ちょっと伝わりづらいとは思うのですが、ファスナーが前面(下)から背面(上)にぐるりと回っています。
ガバッと開いてくれて荷物の出し入れがすごくしやすい。
中にはポケット多数。機能的でビジネス用途でも使いやすい。
背面がヤバい
ここまではただの機能的なリュックという感じなのですが、背面が超特徴的なのです。
なんだこのクリーチャー・・異様なデザインです。
メッシュの向こうからこっちを見ています。
この突起によって背中とバックパックの間の空間をつくり、そこを風が通って蒸れない、というわけです。
デサントの研究によって作られたこのシステムによって、背中の温度上昇、汗を抑えることに成功した、とのこと。
詳しくはこちら
https://store.descente.co.jp/feature/202103_desaerostreambp/
背負ったところですが、クリーチャーがちらりとしています。
肝心の背負い心地ですが、これがかなりいい。突起感はありますが、高低差のある突起が背中にピタッとフィットしてくれるので安定感があります。心なしか荷物が軽く感じました。
実際に暑い日に背負って自転車を漕いでみました。
確かに空気が通っているのを感じます。確かに蒸れません!これはすごい。
気になる点
自転車に乗るときには背中が丸くなるので突起がより食い込んできます。自転車用とは言えないかもしれません。
あと、地面の凸凹でリュックと背中が擦れるので、メッシュが痛んで破れたりしないだろうかという点も気になります。
割とメッシュ部分は薄めなのです。これもアウトドアには使いづらい点ですね。なにかひっかけたら破れてしまいそうです。
結論:エアロストリームバックパック、気に入りました。
なぜ背面の機構をわざわざ赤くしたのか。作り手の思いが溢れすぎた結果ではないかと思います。これはすごいぜ、目立たせるぜ!という勢いを感じて逆に気に入りました。
クリーチャーのキャラクター感も強く、これも個人的には愛せるポイント。
先ほど書いたように木になるポイントはあるものの、
機能面の使いやすさ、期待通りの背中の蒸れなさ、背負ったときのフィット感がプラスされたことによりお気に入りのリュックとなりました。
通勤に愛用していきたいと思います。
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