山と渓谷2015年5月号の特集は「プロに教わる体験的山道具選び」
この雑誌は雑誌名からもわかる通り登山の雑誌です。
登山は守備範囲外の自分ですが、この雑誌のこの特集はキャンパーとして読んでもかなりよかったので紹介したいと思います。
3年以上前の雑誌ですが旬のギアを紹介するというよりはギア選びのポイントや重要性について書いてあり今でも十分使える情報でした。
登山のプロが様々な登山用品について選び方、使い勝手を語るという特集。
目次
- 基本装備一覧 日帰り・小屋泊編
- ザックの選び方
- 登山靴の選び方
- レインウェアの選び方
- 登山用ウェアの選び方
- ウィメンズモデルの選び方
- 基本装備一覧 テント泊編
- テント・シュラフ・マットの選び方
- ストーブ・クッカーの選び方
- その他装備の選び方
山道具の情報もアウトドアを快適に過ごすための知恵という部分でキャンプ情報と共通しているんですよね。
参考になる部分が多くありました。
山と渓谷の良さ
山と渓谷の良さは真剣に率直に快適な登山というところに向き合っている姿勢が見えるところです。
例えばウェアの素材の話のところ。「防水透湿素材はたくさんあって違いがわかりません」という見出しで本文は「体感できるほどの大差はない」でした。普通メディアとしては各メーカーをよいしょするためにも違いについて大げさに書きかねないところをズバッと切り捨てるその感じが信頼できますね。
実際に色々使って大差がないという事実を感じているからこそ書けるし、雑誌としてもライターの方の書いたその事実を事実だからと載せられる。その姿勢、いいですね。
さらにはただ漠然と良いというのではなく、良さの理屈が書いてあるのもよかったです。良さが明確になっていて見ていて楽しいんです。
山と渓谷を読んでキャンプから興味の範囲をちょっと広げられた
キャンパー目線で読んでも参考になるところもかなりありますが、読んでいるうちに登山の情報もたくさん入ってきます。登山のギア選びのポイントはたしかにキャンプとは違うけど、なるほどそういう視点もあるのか、ということも情報としてたくさん入ってきます。自分には今のところ必要のない登山用品の良し悪しの情報が入ってきたりもします。
そうやってキャンプから興味が繋がって別のフィールドが開けてくるような刺激がなかなかに楽しいのです。
ギア好きとしてはこの雑誌、かなりよかったです。
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