以前買ったストーブで家はぬくぬくの私です。こんにちは。
あとはシュラフさえ暖かくなれば冬キャンプも怖くないです。まさに無敵。
今まではモンベルのバロウバッグ#3にいろいろな工夫を凝らして冬に対応してきました。
ちなみにバロウバッグ#3についてはこちらの記事をご覧ください。
モンベルのバロウバッグ#3は快適な温度が6度。それを冬用に使う工夫としては、
- インナーシュラフをつかう、もしくはシュラフを重ねる
- 毛布をかける
などしていました。
インナーシュラフについてはこちらの記事を。
ただ、持っていく荷物が増えたり、洗ったり干したりするものが増えるのってちょっと億劫に感じてしまうのも事実。できればもっとスマートに暖かく・・ということで真冬用シュラフを検討する事にしました。
シュラフの種類、封筒かマミーか、ダウンか化繊か
形としては封筒型とマミー型がありますね。封筒型は布団みたいでいいんですが、肩のところに隙間ができちゃうんですよね。そこから冷気が入ってきてしまいます。幅に余裕がある分体の動きでずれやすかったりもしますしね。
肩の寒さを考えるとやっぱりマミー型。これはすぐに決まりました。
問題は中身です。ダウンなのか、化繊なのか。そりゃ高いけどダウンの方がいいんでしょ、と思いがちですが、ここは注意深く検討する必要があります。ダウンにはデメリットはないのか?
ダウンのメリット
- 軽い
- コンパクト
ダウンのデメリット
- 水に弱いため、冬に使うのであればシュラフカバーが必要。濡れると保温性が落ちまくる
- ダニ等の心配あり
- 高価
- 圧縮したまま保管しておけない
ダウンの方が暖かい、というイメージがありますがそれは同じ重量で比較した場合のこと。うちは車でキャンプに行くので重さ大きさはそこまで問題になりません。重さがあってもよければ化繊のシュラフでもかなり暖かいものがあります。
こうやって考えるとダウンは水に弱かったり手入れが必要だったりとデメリットも結構ありますね。
では化繊の方はどうか。
化繊のメリット
- 安価
- 濡れに強い
- 手入れが楽
化繊のデメリット
- かさばる
- 重い
ダウンに対して化繊は安さ手入れの楽さ、というところでアドバンテージがあります。
では化繊で決まりか・・・安いしなあ。およそダウンの半額。
でも、化繊のシュラフでデザインが気に入るものがない!
化繊シュラフならスパイラルストレッチで体の動きを邪魔しないモンベルのバロウバッグが有力候補。
ちなみに:シュラフの温度表記について
シュラフの温度表記にはコンフォート、リミット、エクストリームと3つの表記があります。
極限状態で使う予定がなければコンフォートのところの数字だけ気にしていればいいですね。
ちなみにコンフォートのところにwomenと書いてあるのは、女性の方が寒さに弱いから女性が快適な温度、ということでリミットのところは男性が丸くなって眠れる温度、エクストリームは女性が膝を抱えて6時間耐えられる、ということを表している、とのこと。
ちなみにパート2:シュラフのダウン表記について
ダウンシュラフには、ダウンの量とFPという表記があります。
ダウンの量が多い方が暖かく、FP(フィルパワー)というのはダウンの復元力なんだそうです。
つまりFPが高い方がフカフカになるという感じですね。
ダウンシュラフを検討してみる
ダウンシュラフを検討してみる事にしました。
ダウンシュラフといえば日本のメーカーでいえばイスカ、ナンガ、モンベルなどが有名。
高い買い物なのでやはり有名どころに安心感を求めたいです。変なところのを買うと臭ったりとか縫い目からダウンが漏れまくるといったことがよく起きるようで。シュラフに関しては安物買いの銭失いをするよりは最初から良いものを長く使った方が良いのでは、と思いました。
あと、これで調べていて知ったのですがイスカって日本の会社だったんですね!勝手に海外のメーカーだと思ってました。
イスカのダウンシュラフ
イスカのシュラフは素材、縫製や機能性にこだわった製品のようです。
寒くなりがちな足下にダウンを多めに入れるなど、実際にフィールドで使って工夫が生まれたであろう様子が伺えて好感がもてます。
イスカの冬用ダウンシュラフは3種類のシリーズがあります。
- ダウンプラス:生地がポリエステルマイクロファイバー
- エア:生地がコーデュラ
- パフ:シェルにウインドストッパーを加えたモデル
パフはオーバースペックなので選ぶとしたらダウンプラスかエアですね。
ちなみにイスカから独立した人が作ったブランドがあるとのこと。
タケモというブランドです。(サイトがダサくてもったいない・・)
色はこちらの方が好みです。スペック的にはあまり違いはないのかなー
タケモのシュラフはどこも品切れしていたので見送る事に。
ナンガのダウンシュラフ
ナンガは何と言っても永久保証というのが魅力的。
なお、永久保証は修理、修繕のみで、ファスナーの取り替え、破れの補修は無料。(但し、程度により有料)とのこと。ダウンのへたりとかは別料金です。
それでも長く使う場合にはすごく安心感があるサービス。心ひかれます。
ナンガには
- オーロラ:防水撥水モデル
- オーロラライト:オーロラに立体構造を取り入れた防水撥水軽量モデル
- UDD:羽毛自体に超撥水加工をしたモデル
- ダウンバッグ:標準的なモデル
というシリーズがあります。
ナンガは防水に気をつかっていることが分かります。特にオーロラ、オーロラライトに関しては生地にAURORA-TEXという素材を使っており、高い防水性と透湿性を備えた生地なんだそうです。つまりシュラフカバーが不要。これは嬉しい。
ナンガのオーロラに心が傾いております。
ナンガはコラボもたくさんしているようで、カラーやデザインの選択肢が豊富なのが嬉しいです。
そしてシュラフ決定
決まりました。ナンガのオーロラです。防水というのに心が動きました。
冬用で行くと450以上ですね。450がコンフォート0度なので、真冬用としては不十分。
ということで600のこちら。オクトスというショップとナンガのコラボ商品のようです。色はカーキにしました。
いいのがあってよかった!届くのが楽しみ。
【追記】
届きました!最高。
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