焚き火、吊り下げるってよ
焚き火をみる時、それはいつも上から目線。
でもたまには対等に付き合いたくない?
こんな感じのイメージです。
吊り下げ式焚き火台の素材、作り方検討
素材
出来るだけ簡単に、軽くしたいのでステンレスメッシュに決定。
目は細かい方が良さそう、でも細かすぎるのも、ということで80番のメッシュにしてみました。
(ステンレスメッシュは目の細かさが数字で表されています。14〜200くらいまであるみたいです)
作り方
吊るされてかっこいい形ってなんだ?と考えてみました。
ティーバッグみたいなテトラ形がおしゃれっぽいんじゃない?と思いまして。
図をかいてみました。
正三角形の組み合わせに見えると思いますが、左右の三角の形をちょっと変形させています。
吊り下げた時に奥の方が下がるように重心を調整しました。
ただの三角形の組み合わせだと奥から木が落ちてしまうので、かぶせる部分をつくりました。(図左上の小さな三角)
また、手前から木が落ちるのを少しでも防げるようにと手前にストッパーの小さな三角をつけました。
吊り下げ式焚き火台を制作!
制作!とかきましたが製作中は写真を撮るのを忘れてました。
ステンレスメッシュは端の処理をしないと手に刺さるので、折りしろをつくってそこを折りまげて刺さらないようにしています。
また、吊るす用のハトメをつけました。
そしてできあがり。
三角にコンパクトに折り畳めるように工夫しています。
ストッパーを手前に出す事で広がるのを防げるようになっています。
吊り下げ式焚き火台を使ってみた
さて、いよいよテストです。
さっそくここで誤算。写真を見るとS字フックのところに木の棒が刺さっていると思いますが、これはS字ではステンレスメッシュが広がろうとして外れてしまうからなんです。
S字では駄目だという事がわかりました。カラビナなど外れないものじゃないとですね。
奥のこぼれ止めがちゃんと機能してくれました。あまり重い物は載せられないと思いますが小枝を燃やすくらいなら奥から漏れる事はなさそうです。
重心もバッチリ。入れた木が奥に行ってくれました。
オールメッシュなので空気も充分に供給されます。ちょっとした小枝ならすぐに燃え尽きます。
最大の誤算
空中で炎がゆらめいて良い感じ!が理想だったのですが、
風が吹くとこんなことに!火が落ちる!向かってくる!恐怖!
これは完全に誤算でした。考えてみれば分かる事ですが、何か思いついたときってそこまで考えが及ばないんですよね。
吊り下げ式焚き火台今後の改良点
- 焚き火台が外れないように
- 風が吹いても揺れすぎない工夫(地面にペグでとめる?)
- トライポッドがなくても吊るせるような工夫
また改良したら記事にします。
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