トヨトミ KR-47A

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灯油ストーブ トヨトミKR-47Aを買って使ってのレビュー

先日灯油ストーブの検討記事を書いたわけなんですが

さっむいのでストーブが超欲っしいです。 家用で使いたいのですが、あれ?これキャンプに持っていけるんじゃね?ということで欲しさがすごいことになりました。家とキャンプと両方使える

 

決定しました!

トヨトミのKR-47Aです!

トヨトミKR-47Aを選んだ決め手

決め手はバランスがいいところでした。出力、機能性、見た目。どれもなかなか良いところを押さえてくれました。

実物が見られるところがないので買うのに勇気がいりましたが、楽天スーパーセールがまったくスーパーじゃないことへの怒りで勢いがついて買ってしまいました。(セール商品よりも通常商品の方が安いってどういったことでしょうか・・、もちろん安いところで買いました)

 

気を取り直しまして。先日の記事にも書きましたが、トヨトミKR-47Aの特徴としては

  • 2段構造で匂いを抑える
  • 赤外線効果で横も暖かい
  • 高出力

ということがあげられます。

同じくトヨトミのレインボーシリーズで気になっていた、横が暖かくない、暖かさとしても足りないというレビューの不安を拭ってくれる性能がありそうなところが決め手になりました。

 

トヨトミKR-47A使ってみた!詳細レビュー

予想はしていましたがやっぱり大きくて重いですね。

トヨトミKR-47A

サイズは560.5×474×474 mm、重さは約12kgとなっています。

 

予想済みだったので全然許容範囲です。が、でかい分狭い我が家では置き場に困るということがあります。全体が熱くなるこのタイプのストーブでは、どこに当たってしまっても危ないですしね。特にこの時期家でもウルトラライトダウンを着ていたりするので、ちょっと当たっただけで服が溶けて悲惨なことになりそうです。

(当たらないようにストーブガードを作りました。ストーブガードについては別で書きます)

トヨトミのKR-47Aを購入しました。最高に気に入ったのですが、問題はうちが狭いこと。しかも子どもも猫もいるのでやけどの心配が結構あります。 トヨトミのKR-47Aのレビュー

 

灯油を買ってきていれます。灯油初めて買いました。赤い灯油タンクに入れてもって帰るのが新鮮で楽しい。

トヨトミKR-47A灯油タンク

ただ、灯油タンクの置き場にも困りました。外に置いておくと放火に使われて危ないとか、逆に家の中だと漏れたりしていたら危ないとかを聞くとどうしたらいいのかという気持ちに。結局家の外で直射日光が当たらないところに置く事にしました。置いておく事にリスクがあるのであれば(使い方次第ですが)入れきる分だけ買ってくるのも手かもしれないな、と思いました。

うちは普段からガンガン使う予定なので20Lのタンクに入れて置きます。

KR-47Aには灯油が7L入るので、何度も灯油を入れ直さなくていいのが嬉しいところ。

灯油ストーブの灯油の減りは思ったよりも早いって言いますよね。実際つかってみたところ、4日間それぞれ夜寒い時にちょこちょこ動かしたら7Lなくなりました。

 

使い方

2段で特殊な構造ですが、使い方は普通です。

トヨトミKR-47A 芯調整

芯調整レバーを回しきって、

KR-47A点火レバー

点火レバーを横に倒すとポワーっと火が広がります。

KR-47A点火

火がついたら点火レバーを戻して、一応燃焼筒にずれがないか確認。

KR-47A燃焼筒確認

このツマミをもって横にスライドさせて確認します。スムーズに動けばOK。

ずれがあると不完全燃焼になってしまい匂いや煤で大変なことになるみたいです。

 

KR-47Aつきはじめ

まずは下の部分がだんだんと赤くなってきます。

KR-47A赤熱

それから上の方まで炎があがってきます。火を見ているとなんだかにやけてきますね。

見ていると、だんだん火の調子が出てくるって感じですね。だんだん火が伸びてきます。

KR-47A上まで燃焼

どこかで見たレビューで、火力を弱めにしてもまたあがってきてしまうというのを見ましたが、確かにこの最初の段階では調整してもだんだん火があがってきます。でも火が落ち着くとちゃんと調整できるようになりました。

KR-47A最大火力

火は、見た目的に最大限にしておいた方がきれいです。上の部分が黄色く光る様子は結構癒しがあります。

抑えた状態でも結構暖かいのでケチな我が家は抑えた通常の状態になりそうです。

 

トヨトミKR-47Aがこの特徴的な2段の見た目になっているのは匂いを押さえる為です。

下で発生して燃えきらなかった匂いの元を上で燃やしきる事で匂いを押さえてくれるらしいです。

その匂いですが、点火するときと消火するときにプワーンとにおいます。

そんなに嫌いな匂いじゃないのでいいんですが、これ以上の匂いがするとなると結構辛いかもしれません。

子どもとか猫とかにこれを吸わせるのも気が引けますしね。

動かしている間は全くにおいません。いいですね。

 

そして暖かさですが、ちゃんと横からも暖かかったです。

横側から手をかざすとじんわり暖かい。上は横の2倍くらい暖かいです。手をかざすと下から上に弱く風が吹いているような感じです。これが上昇気流ですね。

暖かい空気は上に行ってしまうので、それをサーキューレーターで回してやるといい感じです。回さないとせっかくの暖かい空気が上にたまったままになってしまいます。

こういう感じのエコストーブファンを買ってもいいかもしれません。ストーブの熱を利用して電力不要でファンが回るという便利なものです。

 

部屋の中が暑くなったらどうしようと思っていましたが、そこまでではなかったですね。逆に言うと家用に使うのであればこれより小さいと割と辛いという感じかもしれません。(我が家が隙間が多く寒いというのもありますので、地域や家の断熱性と相談ではあると思います)

 

天板はかなりの熱さ。水をいれたヤカンとか置いとくといいですね。

 

お湯を沸かしてみた

ヤカン KR-47A

ストーブといえばアルミのやかんでしょ、ということでアルミのやかんを購入しました。

かなり早く沸きますね。感覚的にはコンロにかけるのとあまり変わりませんでした。

 

KR-47A天板

置くもの、置き方には注意が必要ですね。早速焦げがついてしまいました。

焦げはいろいろ載せてつかっていたらいつのまにか取れていました。ビバズボラ。

 

湯たんぽ温めたり、鍋を置いてみたり。この上の熱さを生かしていろいろできそうです。わくわく。

 

トヨトミKR-47Aのオススメポイント

  • 暖かい!
  • かっこいい
  • 天板の熱さを生かしていろいろできて楽しい

 

トヨトミKR-47Aの気になるところ

  • でかいので置き場所に困りがち
  • 点火時消火時はやっぱりちょっと匂う

 

トータルで言ったらかなり満足です。まだキャンプには持っていっていないので、またキャンプ編もレビューしたいと思います。

 

【追記】冬キャンプで使ってきました

トヨトミKR-47Aキャンプ
トヨトミのKR-47Aを車に積んで、冬キャンプのテント内で使ってみました。 ※灯油ストーブをテント内で使用するのは危険です。 お決まりですが大事なことなので。

氷点下まで冷えると使えない可能性が出てきています。メーカーに問い合わせたらまた書きたいと思います。

【さらに追記】

問い合わせてみました。上記リンクにそのことも追記しておきました。

 

注意

キャンプで使う場合(テントに入れる場合)、一酸化炭素に超注意です!

ストーブの燃焼にはテント内の酸素が使われ、酸素が足りなくなると一酸化炭素が出ます。

締め切ったテントの小さい空間の中ではすぐに酸欠状態になってしまいます。

換気が必須です。

灯油ストーブでテント内の酸素はどのくらいなくなる?
先日のキャンプで浮上してきたのが、灯油ストーブをテント内で使う事による酸欠疑惑です。 灯油ストーブを使っているうちにだんだんと火力が弱くなってきて。そして空気を入れ替えたあた

 

余談ですが、KR-47Aって呼びづらいし検索しづらいのでなにか名前がついているといいと思いました。

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