先日のキャンプで浮上してきたのが、灯油ストーブをテント内で使う事による酸欠疑惑です。
灯油ストーブを使っているうちにだんだんと火力が弱くなってきて。そして空気を入れ替えたあたりで復活。
もしかしたら結構酸素って無くなってる?という疑惑からテント内でストーブを使う事でどのくらい酸素がなくなるのかを考えてみたいと思います。
(参考:https://plaza.rakuten.co.jp/kodomolove/diary/200512010001/)
テント内の酸素量とその消費量
テント内の空気がどのくらいあるかという計算をまずします。
今冬キャンプでつかっているコールマンのコーストライン6は奥行きが5m90cm、幅が2m60cm、高さが2mなので、30680リットルの空気が入ります。(真四角とした場合ですが)
空気の中の酸素の割合は21%らしいので、酸素量はおよそ6427.46リットルです。
そしてトヨトミKR-47Aの灯油使用量は最大0.457L/hです。
1Lの灯油の燃焼に必要な酸素量は約2088Lとのことなので、1時間に直すと954.216Lの酸素が必要ということになります。かなり多いですね。
これがレインボーストーブとかになるともう少し消費量は落ちると思います。レインボーストーブの最大出力はKR-47Aの53%程度なので、消費量は505Lくらいでしょうか。
テント内で灯油ストーブをつかった場合の酸欠の危険
テント内は密閉していないのでそのまま当てはまりはしませんが、それにしても1時間で結構な量の酸素がなくなっているのがわかりました。
ちなみに酸欠になるラインは空気中の酸素が18%以下になったとき。今回の場合のリッターで言うと5522L以下になった時です。1時間程度で酸欠状態になってしまいますね!おお、恐ろしい。思ったよりも早く酸欠の状態になってしまいます。
実際にはテントの隙間やベンチレーター、人の出入りで空気は入るので1時間で即危険という事は無いと思いますが、実際の数字でみると焦ります。危機感を持てたので調べてみてよかった。
ちなみにトヨトミKR-47Aには、1時間に1、2回の換気が必要だと書いてありました。確かに必要ですね。
テント内での暖房はこまめな換気が必須!
まじでこれですね。こまめに換気しないといけません。っていうかテント内では本来使ってはいけませんね。
使うなら自己責任で、換気をしっかりしましょう。
寒いからといってつけっぱなしは完全にNGです。気をつけます。
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