ヒートテック靴下じゃいかんのでは?!と気づいた冬
冷え性の自分はユニクロのヒートテック靴下を使っていました。
ただ、やけに足の先が冷えるのです。ヒートテックだけじゃ自分の冷え性には太刀打ちできないということか?とぼんやり思っていたのですが。
靴を脱ぐと足の先が汗でしっとり濡れていることがよくありまして。
あれ、これヒートテック靴下だと汗で濡れて冷えちゃうのでは?!と思い買ってみたのがメリノウールの靴下でした。
メリノウールとは?
メリノ種という羊からとれる繊維が細くて柔らかいものを言うようです。
特徴としては
- 空気を多く含むため暖かい
- 繊維が細く柔らかいため触り心地がいい
- 繊維の中に水分を貯めることができる(吸水)
- 水分を放出する(除湿)
- 防臭性がある
期待しているのは足にかいた汗を吸い取ってそれを放出する機能です。
実際に購入してみた
今回購入したのはこちらの靴下です。
こちらの商品はメリノウールとナイロン、ポリエステル、ポリウレタンの混合。
内側は総パイル編みとなっていてクッション性が高く歩きやすいのが特徴の登山用靴下です。
ウールの臭いが気になるのか点検しにくるうちの猫。
吸水性、除湿性は?ヒートテックvsメリノウール
ヒートテックとメリノウールで性能をテストしてみたいと思います。
まずはヒートテック。元の重さが41gです。
メリノウール靴下は52gです。
それを水に沈めます。
その後の重さは
ヒートテックが283g
メリノウールが341gです。
メリノウールの方が重いですがこれはメリノウールの方が編み方的に水を含みやすいというのもありますね。
それを1時間半外に干しました。
ヒートテックは157g。
対するメリノウールは
104gです。
重さの推移をまとめると
ヒートテックは41g→283g→157g(126g減)
メリノウールは52g→341g→104g(237g減)
メリノウールの方が水分を外に出しているのは間違いないですね。
干した後に触った感じとしてもメリノウールの方が冷たくなかったです。
メリノウール靴下をしばらく使ってみた
履いた感じはちょっとゴワゴワしています。若干チクチクする感じもあるので苦手な人は苦手かもしれません。
履いて生活してみました。実際汗がたまって冷えるという感覚はほぼありませんでした。そのため足の冷えも少なくてすみました。
冬キャンプでの足の先の冷えの対策としてかなり優秀かもしれません。しばらく使ってみます!
アンダーソックスも有効
汗を吸収することができればいいので、靴下のさらに下に履く靴下も有効です。
シルク素材のものが吸水放湿性に優れているためオススメです。