焚き火してますか?やってるやってる〜!(ジミー大西)
焚き火でよく使われる道具に火吹き棒というものがあります。存在は知っていたのですが、それって必要?と思って買っていなかったのです。
この度思い立って買ってみたところ思ったよりもかなりよかったというかもう必須だったのでレビューです。
火吹き棒って?
焚き火に空気(息)を送って燃焼を促すための筒です。
もう少し詳しく説明すると、
ものが燃焼するための条件には
- 温度
- 空気(酸素)
- 燃えるもの
の3つがあります。
燃えるものがあって、そこが高温になって、空気(酸素)があれば燃えるんですね。
火吹き棒はこの空気の部分を増量させる道具です。
ここで気をつけなければいけないのが温度の部分。温度が高くなければいくら空気を送り込んでも駄目なんですね。
温度を高くするように木の組み方などを工夫して、着火して、温度が十分なときに空気を送り込んであげる必要があります。
新しい枝や薪を投入してぷすぷすと煙がでているとき、温度はあるけど酸素が足りなくて火がつかないときなどにフーっと息を入れてあげると火が上がります。
焚き火の上手なやり方について解説した記事はこちらになります。
火吹き棒使ってみた
この火吹き棒は収納時はコンパクトになるのがいいところ。とても軽いです。
こういったシンプルな形のものか、もしくは木などでおしゃれなデザインになっているものもあります。
こんな感じのものです。おしゃれなやつの方が断然高い。
伸ばすとこんなに長く!
これどこかで使ったことあるぞ、と思ったらラジオのアンテナだこれ。
中は空洞で、この中を吹いた空気が通って先端から出るんですね。
火が消えてきたところに吹いてみます。
燃焼開始!ピンポイントで空気を送れるのが思ったよりも便利!
今までは火に顔を近づけて煙を吸い込んだり目にしみたりしながらがんばって吹いていたのが、火から距離を取りながら必要なところに空気を送れるのがとても良い。
もっと早く買えばよかった。
ちょっと疑問に思ったことが。人の息って二酸化炭素じゃなかったっけ?それで燃焼するのってなんで?ということ。
調べてみたところ、吐く息の成分としては二酸化炭素は5%ほど。吐く息の中にも酸素は15%ほどは含まれたままなんだそうです。なるほど。
火吹き棒のいいところ
- ピンポイントで空気を送れるので、灰が無駄に飛んだりすることがない
- 燃焼させたいところに強く空気を送ることができる
- 顔を近づけなくていいので熱くない、煙くない
火吹き棒は焚き火ライフには欠かせないものでした。
めっちゃ安いので買っておくといいと思います。
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