相次ぐマナー&ルール違反でキャンプ場がピンチ
今までもいくつか利用者のマナー、ルール違反の記事を書いてきました。
そこでは利用者側からどうしていったらいいか、ということを考えていました。
この記事ではもし自分がキャンプ場の管理者だったら今の状況に対してどのようにするか、ということを考えてみたいと思います。
ここで取り上げる問題はゴミと直火跡をはじめとする景観問題です。
会員制(登録制)に
キャンプ場の利用を登録制にします。名前電話住所を本人確認書類と照らし合わせて登録しておきます。
身元が割れてる、と思うかどうかは振る舞いに関係してくると思います。
そして、ひどい場合には退会してもらうことで利用者のレベルを担保します。
会員ランクがあってもいいかもしれません。この人なら完璧に綺麗に使ってくれる、という人には割引とか。
キャンプ場を区画サイトに
利用者個人としては区画サイトってなんだか好きになれないところはありますが、管理のためには仕方がないですね。区画サイトにすることでだれがやったのか、ということを明らかにする狙いです。
登録制であることと合わせて、やり逃げを防止するってことですね。
区画サイトにするにあたり、区画のサイズは2ルームテントを設営したり大きなタープを張ったりすることのできるサイズである必要がありますが、そうすることによって利用者数の制限が厳しくなることが考えられます。
防犯カメラ
これは利用者側で考えると超いやですが、トラブル防止のためには仕方がありません。
盗難や暴行や火事などシャレにならない状況があることも考えると設置できればしておきたいです。
ルールを明確に
やっていいことといけないことを明確に、長々とした説明は嫌がられますが登録時に必要な手続きということにしておきます。冊子にして渡しておくのがいいかもしれません。冊子が会員証を兼ねるとかも手かな。なんにせよルールが相手の手に渡っているということが重要だと思われます。
マナー、ルール違反を織り込んで利用料金を設定する
上記のようなことをするための初期投資に加えて、場内を綺麗に保つために場内の定時巡回をする、洗い場等の清掃といった手間がかかります。そのために必要な手間賃を金額に換算して利用料に上乗せする必要があります。
自分が管理人であれば、利用料金を値上げすることで客が他の安いキャンプ場に流れてしまうのでは・・と不安になる気がします。また、上乗せしただけの価値を利用者に感じてもらえるのか、というのは大きな課題です。
ボロい場所があってはいけませんし、トイレやシャワールームも綺麗でなければいけません。温水が求められるかもしれません。値段からすると高規格化が求められてしまうのではないかということです。
そのためにはさらに初期投資が必要になり・・では利用料金を値上げするとなるとどの程度値上げしないといけないのか・・と悩みまくることになりそうです。それに加えてブームもいつまでもつのかということもあり、初期投資が回収できなければ目も当てられません。うーん、不安。
キャンプ場のピンチをどのように乗り切るか
素人考えで書いてきましたが、対策を講じるとなるとそれはイコール金額に跳ね返ってくるのは仕方がないことかと思います。ただ、一部のルール違反者のためにちゃんとやってる人が損をするという構図が際立つことになってしまうという面もあり、そこをどのように納得してもらうか=管理されていて気持ちがいいということに繋げていくしかないのかなと思います。
対策はどうであれ、安いキャンプ場が長く続いていくのは無理がある状況なのは間違いがないですね。キャンプ場側もどのように長く続けていくのかということを工夫してシステム化していく必要があるということなのかもしれません。
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