冬キャンプには暖房を持っていきますよね。
電気系の暖房(ホットカーペットとか、電気毛布とか)だったらいいんですが燃焼系の暖房を使う時には必ず必要なのが一酸化炭素警報機です。
一酸化炭素は匂いも色もないので吸っていることに自覚がもちづらく、最悪死ぬ事もあるヤバいガスです。家庭用の灯油ストーブなら安全でしょ、と思いがちですがばっちり一酸化炭素発生しますので結構注意が必要です。
※ちなみにストーブメーカーも、DODもテント内での暖房器具の使用はNGとしています。DODのこの商品はある程度クローズされるタープ内での使用などを想定しているようです。
DOD一酸化炭素チェッカー2の機能
以前もDODの一酸化炭素チェッカーを持っていたんですが壊れてしまい、買い直しました。
1と2の微妙な機能差などありましたのでレビューしていきたいと思います。
他のものよりもぐっと高価なDODの一酸化炭素チェッカーを選んだのはセンサーが日本製だということ。
海外製の安いものだと一酸化炭素濃度が高いのに反応してくれなかったり逆に不要な時にうるさいアラームがなってしまったりするようです。その点日本製という安心感があります。
スイッチを押すと、「CAL」という画面になります。ちなみにスイッチを入れる場所はきれいな空気で在る必要があります。この「CAL」の表記を出している間に標準の値をセットしているんでしょうか。
以前はスイッチを押すとすぐに「0」という表記になっていましたので、ここはちょっとした変更点ですね。
なお、外観的には1も2もほぼ変化なしです。
実際に灯油ストーブで一酸化炭素チェッカーを使ってみました
灯油ストーブをつけてみました。
おおよそ30分に10ppmくらい上昇していきます。こうやって数値として見ないと危機感がうまれないんですが、30分に10上昇するとなると換気しなければ!という気になります。
なお、ppm値ですが
200:2時間で頭痛
400:2.5〜3.5時間で後頭痛
800:2時間で失神
1600:2時間で致死
3200:30分で致死
6400:10〜15分で致死
12800:1〜3分で致死
とのこと。
一酸化炭素チェッカーは200から点滅をはじめ、300から点滅+ゆっくりしたアラーム、400になると点滅+早いアラームが鳴って教えてくれるようになっています。
使った時には実感はなかったのですが、1と2で変化があった場合の表示の速度に違いがあるそうです。
急に一酸化炭素濃度が高くなった時には数値が早く変わってくれた方が安心ですね。
余談:テント内の換気について
今回使ったテントはベンチレーターがあり、そこを開けておけば大丈夫でしょ、と思っていました。
結論から言うとこのベンチレーターだけでは一酸化炭素の上昇をおさえることはできていませんでした。
ちゃんと出入り口を開ける、できれば左右開けて空気を通すようにしないといけないと言う事が分かりました。
何か外に出る用事があるときなどに換気する習慣をつけるとかがいいのかなと思いました。
関連:暖房(灯油ストーブ)がテント内の酸素をどのくらい喰ってしまうのかを調査してみました。
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