自作の薪ストーブ遊びが楽しくて、薪がつくれる刃物が欲しくなりました。
薪がつくれる刃物といえば斧か鉈ですね。
斧と鉈どちらにする?
なんとなく薪割りと言えば斧のイメージですが、調べて見ると鉈の使い勝手がいいらしいということが分かってきました。
斧はくいこんで割るって感じで、鉈は切り込んで割るって感じなんでしょうか。丸太を割るなら斧だけど、薪を細かくするなら鉈、という感じのようです。
丸太を割る予定はないし、キャンプでは薪を細かくする方だよなあ、と悩みましたが、斧の方が見た目が好きという頭の悪い理由で斧を選ぶことにしました。
バーコの手斧を買った
BAHCOの手斧です。可愛くてかっこいい!
BAHCOは世界初のモンキーレンチを作ったブランドなんだとか。
つくりも思ったよりもしっかりしています。
アマゾンでみたときには茶色っぽいカラーに見えたんですが、届いたらオレンジでした。
ただ、オレンジもかわいいのでよしとします。
ヘビーに使う予定はないために価格も選ぶ理由として大きかったです。
ちゃんと使うなら5000円以上のモノがいいんだと思います。
柄の形がよく、ずっしりとしていて(798 g)、持つと割るぞ!という気持ちになってきます。
サイズとしては38.1 x 22.9 x 10.2 cm。
持ち運びできる大きさですね。
刃の先は丸みがかっているので、少し研ぎました。
研がない状態でも割ることはできましたが、研ぐことでより木への食いつきがよくなった気がします。自分なりに研いでみて、自分なりのカスタムになっていくのも楽しみ方の一つなような気がします。
重みと勢いでガッと食い込ませる瞬間、そして薪がパカーンと割れる瞬間がとても気持ちいい!
刃のカバーがついています。
BAHCOのロゴも可愛いし、その近くに雑に書いてあるテントと斧のイラストが超いい!
これだけでも買ってよかったと思える良さです。
二年使ってみての感想
普段は枝で焚き火をするのでこの手斧の出番がなく、使い勝手の判断がなかなかできなかったのですが二年使っていて見えてきたことがあります。
薪を割りづらい?
針葉樹の薪ならいいんですが、広葉樹のちょっとクセのある薪ならだと結構苦労しました。2点ほど気になるところが。
1つはヘッドの薄さです。ヘッドが薪のなかに入り込んでも割れないことが多々ありました。もう少しだけヘッドが厚ければ割りやすいのかも、と思いました。
もう一つがヘッドの形状。手斧を寝かして見たときに刃先の方は広いけど柄の方にいくにしたがって金属部分が狭くなっています。これだと薪割りのときに少しずれると柄が薪に食い込んでしまうことに。
柄の方までしっかり金属で覆われてるもののほうがよかったかも、と思っています。
【追記】
twitterでこの斧は枝落とし用なので割にくいのもさもありなん、というご指摘をいただきました。
調べてみると斧には用途によって色々な形があり、ヘッドが薄いものは枝を落とす用途のもので、薪割り用にはヘッドが厚いくさび状になっているものが適しているとのことでした!
例えばこんなのとかですね。
これはダッチウエストのもので、ヘッドに厚みがつけられていて木をメキメキと割いて開くような形になっています。
勉強になりました。
BAHCO 手斧のいいところ
- 手頃なサイズ
- 手頃な価格
- ロゴ周りのイラストがかわいい
気になるところ
- 切れ味がイマイチ?
- 薪を割るようではなかった・・・
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